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弦楽四重奏曲第5番 (シューベルト) : ウィキペディア日本語版 | 弦楽四重奏曲第5番 (シューベルト)[げんがくよんじゅうそうきょくだい5ばん]
弦楽四重奏曲第5番 変ロ長調 D68は、フランツ・シューベルトが作曲した5番目の弦楽四重奏曲である。 ==概要== 弦楽四重奏曲第4番の完成から1ヵ月後の1813年6月8日に着手し、6月16日に第1楽章が書き上げられ、8月18日には第2楽章が完成されている。だがこの第5番は唯一2つの楽章のみで構成されており、明らかに中間の楽章を欠いた形となっている。これはシューベルト自身が2つの楽章だけで十分と考えた、中間の楽章は紛失した、シューベルトが未完成のまま残したという説が挙げられているが、そのあたりの正確な事情は不明である。 前作第4番とかなり似通った書法で書かれ、半音階的な書法なとが目立っている。しかし第5番は動機の活用、リズムの変化、規模の大きなまとめあげ方といった点で、第4番より進歩した面を持っている。また4つの声部のバランスの点も同じである。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「弦楽四重奏曲第5番 (シューベルト)」の詳細全文を読む
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